Huawei初の5Gスマホ「Mate 20X 5G」が7月末に登場
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twitter@iPhoneMania_jp からのツイートiPhone Mania2019年7月12日20時57分読了まで 約 2分29秒 米政府による対中貿易制裁が続くなか、Huawei初の5G対応スマートフォン「Mate 20X 5G」が7月末に一部の国で発売となるようです。Huaweiが7月26日に同社初となる5G対応スマートフォン「Mate 20X 5G」を中国で販売開始すると、中国政府系メディアの環境時報(Global Times)が報じています。 この他にもイタリアのAmazonでは執筆時点(7月12日)で予約可能で22日発売扱いとなっているほか、アラブ首長国連邦(UAE)でも現地キャリアEtisalatが12日に発売することを明らかにしています。 こうしたことから、Huaweiが一部の国を対象として世界的に7月よりMate 20X 5Gを展開していくつもりであることが分かります。なお、Huawei初の5G対応スマートフォンは当初、ディスプレイが折りたたみ可能な「Mate X」になる予定でした。
6.5インチのiPhone XS Max(左)と7.2インチのMate 20X(右)。Mate 20Xの大きさがよく分かる
Mate 20X 5Gはすでに販売されている、7.2インチディスプレイ搭載の「Mate 20X」をアップグレードしたモデルで、バッテリーが4,200mAhから5,000mAh、メモリが6GBから8GB、内蔵ストレージが128GBから256GBへと進化を遂げています。しかし、お膝元の中国はともかく、なぜイタリアやUAEなのでしょうか。 すでにSamsungの5G対応端末などが販売されている米国では展開される気配がないことからも分かるように、一部の国にリリースが限定されているのは米政府のHuawei制裁が関係しています。 Huaweiとその関連企業は5月、米政府の輸出規制リストに入れられたことで、政府の許可なく米企業と取り引きすることが禁じられました(その後トランプ大統領が方針転換を示唆)。これによってGoogleがAndroid OSやGoogle Playの将来的な提供を見合わせたため、Huaweiは海外市場から実質的に締め出された格好となっています。 幸いにもMate 20X 5GはGoogleのサービスを享受できるようですが(搭載OSはAndroid 9.0ベースのEMUI9)、今後の5Gモデルについてはどうなるか分かりません。また、Huaweiが30カ国と5G技術提供契約を結んでいると中国政府は発表していますが、米国は言わずもがな日本も対象国には含まれていないようです。Source:環境時報,THE VERGE,Venture Beat,Amazon(伊)Photo:YouTube-Nick Ackerman(kihachi)
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